敏感期

生涯をを感性豊かに生きてゆける人である為に、幼児期に是非しておかなければならないこと。

「敏感期」を十分に生きることです。

 

1歳前後から、順序が違うと大泣きしたり、「ここじゃないとダメ!!」と場所にこだわったり、ある特定のものに固執したり等、大人には奇妙に思える行動がありますが、これは幼児期の「敏感期」の表れです。

 

「敏感期」とは、ある能力を獲得するために、ある特定の事柄に対して、それと関わる感受性が、特別敏感になる短い期間のことです。

 

さて、やっと二本足歩行ができるようになった頃~1歳頃から3歳頃をピークとし、5歳頃には消えていく奇妙感受性を「秩序感」といいます。

 

この時期は、順序・場所・習慣・所有物等がいつも決まっていなければ気がすみません。

子どもが手に触れたものの肌触りを余念なく楽しんだり、同じ場所や順序に強く執着するのは、

距離感や上下左右の位置感覚を認識する部位に神経繊維がさかんにネットワークされる時期にあるためでしょう。

 

大人が「敏感期」を知らないばかりに、大人と子どもの真剣な闘争が生じることだってあります。

ところが逆に「敏感期」を知っているが故に、子どものこだわりに関心を持ち、生命の不思議に感動したり、思わず笑い出したり、子どもと生きる生活が楽しくてならなくなります。

 

だから、幼児期の不思議な敏感期の行動を「見る目」を持ち、その根拠についての「知識」を少しでも持っていることが大切なのです。

モンテッソーリ教育の5領域

生活教育

 

自分の体を意思通りに使いこなせる子ども。

その自主性・主体性・自身こそが子どもを伸ばす鍵です。

自分のことを自分でできるようになった子どもは、その力をまわりの子どもに分かち合う喜びがあります。

子どもが「行動の主体者」となれるように、日常生活の活動を可能にする教具・環境を整えています。

感覚教育

 

見る・聞く・味わう・触れる・嗅ぐ、子どもたちは5感を使ってあらゆるものから学びとっています。

豊かな間隔、豊かな感受性はその人の生涯を幸せにします。

感覚を磨く、感性を研ぎ澄ますのは、1歳~6歳の「今」しかできないことなのです。

言語教育

 

自分を豊かに表現する。

自分の意思を正確に伝える。

そこに言葉があります。

「書ける」「書けない」ではなく、書くための豊かな準備と、実際に書けるようになるまでの過程が大切なのです。

指先が洗練されていること、これが子どもの障害にわたってすべてに通じる大切なことです。

算数教育

 

学びたい、もっとよく知りたい、という子どもの欲求に応える知的で精密な数教育。

1歳~6歳は体を使って動きながら、感じながら学びます。

この幼い生命の秘密を活かした活動を経験し、深く知った子どもは生命の欲求に満たされた深い「愛の人」になります。

子どもたちが今しておかなければならないこと、今しかできない活動を用意しています。

生涯を豊かに生きる鍵は幼児期の経験です。

文化教育

 

環境を使いこなせる子ども、自分の力を自由自在に使いこなせる子ども、学びとる感覚が磨かれた子どもは、その豊かな力を強い意志と探究心で

世界について

宇宙について

地球について

生命について

自分の置かれている周囲のあらゆるものに知性を広げていくのです。

こうして子どもは幸せに満たされます。